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| 癒しの瞑想 |
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| 祈りのマントラ |
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チェンマイクラッシクアート(CCA)の朝のオムナモ風景
(※動画が見られない場合は、ActiveXコントロール実行を許可してください) |
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日本の真言宗で創始者空海は、マントラ(真言)を唱え虚空蔵(アカーシャ)に行けば、私の中に一切の智(情報)は眠っているのだ。
そしてその虚空の空間に入ると「五大に響きあり、十界に言語を具す」(物質と精神には響きがあって、それぞれに言葉を用意している。)と説きました。
タイ伝統医学は、マントラ・タイマッサージ・タイハーブで構成されていましたが、現代伝統医学はグローバルスタンダードを目指してマントラ部分を省いてしまいました。
言葉の響きによるヒーリングの可能性を捨て去ったのです。
このマントラは、タイマッサージにかろうじて習慣として残った貴重なマントラです。 |
ナモタサ パカワト アラハト サマ サプッタサ
(3回繰返し)
オムナモ シワコ シラサ アハン カルニコ サパサタナン オサタ ティパマンタン
プラパソ スリヤチャンタン コマラパチョ パカセスィ ワンタミ バンティト スメタソ アロカ スマナホミ
(3回繰返し)
ピヨテワ マヌサナン ピヨプロマ ナムタモ ピヨナカ スパンナーナン ピニシヤン
ナマミハン ナモプッタヤ ナウォンナウィエン ナサティナサティエン エヒママ
ナウィエナウェ ナパイタンウィエン ナウィエンマハク エヒママ ピヤンママ
ナモプタヤ
(1回)
ナア ナワ ロカ パヤティ ウィナサンティ
(3回繰返し) |
| オムナモメディテーションの意義 |
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| 先生にワイクルー |
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| ムエイタイのワイクルー |
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このマントラ(お経)は、インドのパーリ語とタイ語がランダムに散りばめられたもので、基本的に完全訳は不可能です。
ただマントラはその意味でなく、その音に神秘的な力が存在している呪文であるとされています。
タイ人は、「ワイクルー」(教師に合掌する)と言って、知識などを授けてくれた師に敬意を表す習慣があります。
またそういう特別な日も設けられています。 |
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ムエイタイの選手たちが戦いの前に踊りを舞い精神集中を高めていくのもワイクルームエイとよばれています。
タイマッサージスクールでは授業が始まる前に、Dr.シワカ・コマラパに祈りを捧げます。
また施術の前にも小さなワイクルーをします。
このマントラの散りばめられた言葉の断片を繋ぎあせてみると、タイマッサージの祖師Dr.シワカ・コマラパ先生の御霊招聘(みたましょうへい)のマントラとして、だいたい次のような意味内容がイメージとして浮かび上がって来ます。 |
| (イメージ訳として) |
| わたしたちは、ゴッドファーザー・シワカ・コマラパ先生の霊を地上にお招きします。 |
| 先生は、かつて癒しの智慧と恵みを地上にあらわされました。 |
| どうか、その御霊がわたしたちに降りて来て、癒しの技をお示しください。 |
| 癒しの神は天高くおすまいになり、人は地にすくっています。 |
| 天が地に映しだされ、癒しの智慧とその恵みが地上に充たされますように。 |
| この手でふれる人々から苦痛がとりさられ、幸福がもたらされますように。 |
| つまりオムナモで始まるオムナモ・メディテーションは、 |
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という意味をもつ『癒しの瞑想』行為だと考えられます。
ですから、このマントラを授業や施術の前に唱えることは、きっとタイマッサージの学生やセラピストに深い精神集中力と神秘的力を詠唱者にさずけてくれるはずです。
参考
オムナモ=畏れ多くも創造神様
シワコ シラサ=徳高きシワカ様
アハン=私
カルニコ サパサタナン=生きとし生けるものに情けをしめす
スリヤチャンタン=太陽と月
パカセシ=言う
ワンタミ バンティト スメタソ=私は聡明で賢き人に敬意を払う
アロカ スマナホミ=病気から解放され、幸福になりますように
ナモプッタヤ=仏様
ロカ パヤテイ ウィナサンティ=病気が消え去りますように
「タイ式マッサージ タイ伝統医療の理論とテクニック」 リチャード・ゴールド著 医道の日本社 から引用しました。 |
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| シワカ・コマラパ(ジーバカ)とは? |
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| エメラルド寺院のシワカ像 |
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では、このタイマッサージとシワカ・コマラパさんとの関係はどういうものなのでしょうか?
タイではシワカ・コマラパ氏を、「タイマッサージの父」と称したりしますので、日本などでは「タイマッサージの創始者」みたいな記述もみられます。
またシワカ・コマラパ氏はインドの人なので、インドからタイにマッサージを伝えに来たなどという記述もあります。
それなら「タイマッサージ」ではなく「インドマッサージ」になってしまいますし、このシワカ・コマラパ氏が活躍した今から2500年位前には、現在のタイの土地には、タイ人はいませんでした。
シワカ・コマラパは、インドの仏陀の時代に名医として名高かった人です。
つまり「仏教医学」の中心となった人です。 |
日本では、ジィーヴァカ、耆婆(ぎば)と呼ばれ、あまり良い例ではないですが、1995年の「地下鉄サリン事件」でサリンを製造した中心人物の一人である遠藤誠一のホーリーネームが、ジーヴァカであり、サリンが製造された第10サティアンはジーヴァカ棟と呼ばれていました。
オウム真理教は、原始仏教をベースとした宗教集団でしたが、このように仏教界で医学と言えばこのシワカ・コマラパを連想するのです。
タイ族の独立国が現在のタイの土地にできたのは、今から800年位前ですが、タイの王様たちはその頃から仏教を保護してきたため、医学の分野も仏教医学の考え方を元に発展してきました。
そしてタイマッサージも医術として、タイ伝統医学の中で重要な役割を持っ発達ししてきた経緯があります。 |
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| シワカコマラパと仏陀 |
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つまり、シワカ・コマラパは仏教医学に基づくタイ伝統医学にとって父的な存在です。
それは、タイ伝統医学の中の医療手段として発達したタイマッサージにとっても同様です。
そして、リラクゼーションの分野のタイマッサージが、シワカ・コマラパを祈りの対象とするのは、そこにルーツがあります。
このタイ伝統医学を構成している3つの柱は、@お経(マントラ)を唱えるAタイハーブを処方するBタイマッサージを施すです。
@の「お経(マントラ)唱える」行為は、精神世界の深い源泉にふれる行為で実証できるものではありませんが、人間の直感の中では必ずしも否定しにくものです。
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実際の施術前のオープニング・メディテーションとして、小さなワイ・クルーをしますが、今まで述べた「癒し効果」とともに、次の様な効果も考えれれます。
@施術準備で、バタバタとしたあとの心の乱れを鎮めて、精神を集中する。
A施術によりクライアントの邪気を受けてしまうことへの防御
Bタイマッサージが伝統と秩序のあるマッサージであることのデモンストレーション
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シワカ・コマラパは、タイ伝統医学やタイマッサージの関係者のみならず、庶民が尊敬すべき人物であり、物語やコミックも発売されています。
また、「無病息災」を願うタイの一般の人たちの信仰対象にもなっていて、寺や市場にはシワカ・コマラパ像やお守り、ペンダントが売られています。
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